中学2年生と大学生の恋

中学2年生と大学生の恋


私が大学2年生頃のできごとだったと記憶しています。

当時、私は夏祭りでテキヤのアルバイトをしていました。
その日は、スーパーボール掬いの商売をしていたと思います。

私はお客さんを呼び寄せるために、
大声で呼びかけをしていました。
その時です。


目の前に、浴衣姿を着た、ものすごく色気のある女の子が通りすがったのです。

私は慌てて、彼女に声を掛けました。
仕事中に雇い主のヤOザの目を盗んでナンパです。


私はノリで彼女を楽しませ、私の連絡先を書いたメモを渡しました。

やがて、交際が始まるのですが、
交際が始まってから知ったことが、
彼女はあまりの色っぽさから
「女子高生くらいかな?3年生くらいかな??」
などと推測をしていました。

ところが、彼女は中学校2年生だったのです。
私も2浪して大学2年生、22歳。
14歳と恋愛などしたら犯罪です(笑)

しかし、これまた彼女とは色々なところへ遊びにでかけたり、
色々なことをしたのですが、
特に警察沙汰になることもなく、
楽しく過ごせました。

楽しく過ごせたといっても、
かなりの年齢差ですから、
会話にもギャップがあるし、
私は彼女の会話に合わせるのは必死でした・・。


彼女の家に招かれることもあり、
お母さんからはとても私は歓迎されていました。
私は当時、そこそこ良いところの大学生でしたので、
お母さんは、
「結婚できるといいねぇ」
などと、何を先走っているのか、
変な期待を私に持ちかけていました。

後に大学を中退してニートになってしまうような男なんですがね(笑)


彼女との恋愛は、
大人の遊び方もしましたが、
基本的には「おままごと」の延長線上のようなことでした。

どこか、『彼女』ではなく、
『娘』として見ているようなところすらあり、
彼女がテスト前になると、勉強を見てあげたりもしていました。


やがて、彼女がどんなに美人だったにせよ、
彼女はまだ、精神的には幼すぎて、
体は大人でも、心はまだ子供でした。

いつからか、私は彼女との間に自然と距離を置くようになってしまいました。
男の身勝手というやつなのでしょうか。

私が大学構内で休み時間を過ごしていた時でした。
彼女から私の携帯に一本の電話がかかってきました。


「・・・わたしのこと、今でも好きなの??」



悲痛な声でした。
私は言葉に詰まりました。
彼女は、私の彼女への思いを確かめたかったのだと思います。

声から、彼女がかなり思いつめていたのはよく分かっていました。
私は、すでに自分の気持ちが冷めていたことをよく知っていたので、
非情でしたが、もうこれ以上、彼女と交際を続けていく気持ちがないことを伝えました。


彼女とはそれきりになりました。



この恋愛から、何を読み解く、ということもないのですが、
しいて読み解けることがあるとすれば、
反省ですが、私の身勝手さです。

彼女の心の声に応えられなかったことです。
今だから、もっと方法はあったのではないかと思います。

当時、平行して、大学内のある女の子と、
なんとなくうまくいきそうな関係があったことも一因としてありました。


大学生と中学生、置かれた状況の違い。
乗り越えていたら、今とはまた違った今の自分があったのではないか、
そう、ふと、今考えてしまったりします。







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love_renai_etarnity at 06:37 │Comments(0)clip!恋愛  | 小説

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