私の永遠の片想い
私の永遠の片想い
私は、高校時代に、ひとつの大恋愛をした。
大・・片想い、である。
高校に入学してまもなくの頃だった。
私が廊下を歩いていて、
ふと、窓越しに隣りの教室を覗いたら、
ひとりの、背の小柄な、大きな眼鏡をかけた、
とんでもなく可愛い子が私の目に入った。
高校一年生、1学期の4月のことである。
私は以来、彼女のことが気になって仕方なかった。
後に、私は友人をつてに、彼女の名前を知ることとなる。
私は、彼女に近付きたい一心で、
彼女と中学校が同じで仲の良い男子と仲良くなった。
彼女の情報が多少は私に入るようになったが、
それでは私は満足できなかった。
私は、隣りの教室に用があるにつけて、
彼女の姿を探すようになった。
彼女を気にかけていた男子は、私だけではなかった。
気が付けば、彼女は学年でアイドル的存在となっていた。
私は、それが恋だと気付いた。
今でさえ、彼女以外に心から本気で好きになった女性はいない。
高校二年生になると、神様が巡り合わせたのだろうか。
私は彼女と同じクラスになった。
男子という男子が、
彼女を遠くから見ながらも声を掛けられない状態だった。
彼女にそれほどのカリスマ性があったのだと今では思う。
彼女は、美しく、女性らしいオーラに満ち溢れていて、
無邪気さが滲み出て、
私は遠くから見ているだけでもどこか、
言葉には表せない青春を感じた。
やがて、修学旅行の日が来た。
その晩、私は、勇気を出して、彼女と仲の良い男子とともに、
彼女の部屋を訪れた。
彼女と、その友達が2人1部屋でいたのだが、
私達が彼女の部屋を訪れたときには、
すでに夜の22時を過ぎていて、
彼女はもう寝る時間だった。
彼女は実に健康的で、とても早い時間帯に寝てしまう子だったのだ。
しかし、私は、彼女が寝るちょっと前に、
彼女の部屋で、彼女と2ショットの写真を撮ることに成功した。
彼女がベッドで寝ている姿も見ることができた。
私と彼女は、それきりである。
その後、3年生に上がって後も、
私は彼女と同じクラスになったのだが、
言葉を交わすことはなかった。
今でもハッキリと覚えている。
3年生の夏のことだ。
彼女は、半そで姿で世界史の授業中に机で寝ていたのだ。
その姿を隣りの席で、ずっと、
私はずっと彼女のことを見ていた。
この世のものでない、美しい姿だった。
高校卒業式の日、
私は彼女の電車を降りる駅で、
彼女が現れるのをずっと待っていた。
彼女に告白するチャンスはこの日以外に無いことを知っていた。
しかし、待てども彼女の姿は現れなかった。
夕方、私は帰路に着いた。
私は、彼女以上に美しい存在はないと今でも思っている。
以来この10年間、彼女に出会うことはなかったが、
噂に彼女のことを聞くことがある。
やはり、今でも飛び抜けてきれいだそうだ。
それを聞いて安心した。
けれど、私は、このままずっと、
今後、彼女に会えなくても良いと思っている。
いつまでも彼女のことは胸にしまって
永遠に綺麗な思い出にしておきたいんだ。
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私は、高校時代に、ひとつの大恋愛をした。
大・・片想い、である。
高校に入学してまもなくの頃だった。
私が廊下を歩いていて、
ふと、窓越しに隣りの教室を覗いたら、
ひとりの、背の小柄な、大きな眼鏡をかけた、
とんでもなく可愛い子が私の目に入った。
高校一年生、1学期の4月のことである。
私は以来、彼女のことが気になって仕方なかった。
後に、私は友人をつてに、彼女の名前を知ることとなる。
私は、彼女に近付きたい一心で、
彼女と中学校が同じで仲の良い男子と仲良くなった。
彼女の情報が多少は私に入るようになったが、
それでは私は満足できなかった。
私は、隣りの教室に用があるにつけて、
彼女の姿を探すようになった。
彼女を気にかけていた男子は、私だけではなかった。
気が付けば、彼女は学年でアイドル的存在となっていた。
私は、それが恋だと気付いた。
今でさえ、彼女以外に心から本気で好きになった女性はいない。
高校二年生になると、神様が巡り合わせたのだろうか。
私は彼女と同じクラスになった。
男子という男子が、
彼女を遠くから見ながらも声を掛けられない状態だった。
彼女にそれほどのカリスマ性があったのだと今では思う。
彼女は、美しく、女性らしいオーラに満ち溢れていて、
無邪気さが滲み出て、
私は遠くから見ているだけでもどこか、
言葉には表せない青春を感じた。
やがて、修学旅行の日が来た。
その晩、私は、勇気を出して、彼女と仲の良い男子とともに、
彼女の部屋を訪れた。
彼女と、その友達が2人1部屋でいたのだが、
私達が彼女の部屋を訪れたときには、
すでに夜の22時を過ぎていて、
彼女はもう寝る時間だった。
彼女は実に健康的で、とても早い時間帯に寝てしまう子だったのだ。
しかし、私は、彼女が寝るちょっと前に、
彼女の部屋で、彼女と2ショットの写真を撮ることに成功した。
彼女がベッドで寝ている姿も見ることができた。
私と彼女は、それきりである。
その後、3年生に上がって後も、
私は彼女と同じクラスになったのだが、
言葉を交わすことはなかった。
今でもハッキリと覚えている。
3年生の夏のことだ。
彼女は、半そで姿で世界史の授業中に机で寝ていたのだ。
その姿を隣りの席で、ずっと、
私はずっと彼女のことを見ていた。
この世のものでない、美しい姿だった。
高校卒業式の日、
私は彼女の電車を降りる駅で、
彼女が現れるのをずっと待っていた。
彼女に告白するチャンスはこの日以外に無いことを知っていた。
しかし、待てども彼女の姿は現れなかった。
夕方、私は帰路に着いた。
私は、彼女以上に美しい存在はないと今でも思っている。
以来この10年間、彼女に出会うことはなかったが、
噂に彼女のことを聞くことがある。
やはり、今でも飛び抜けてきれいだそうだ。
それを聞いて安心した。
けれど、私は、このままずっと、
今後、彼女に会えなくても良いと思っている。
いつまでも彼女のことは胸にしまって
永遠に綺麗な思い出にしておきたいんだ。
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